大型犬のシャンプーは大変?頻度とやり方!

お世話・飼い方

大型犬や超大型犬の場合は、トリミングサロンでの定期的なシャンプー費用も高額になります。

また、バーニーズ・マウンテンドッグやグレート・ピレニーズ、ゴールデン・レトリバーなど、ダブルコートの長毛種の場合は特に定期的なシャンプーケアが欠かせません。

今回は、大型犬のシャンプー頻度ややり方、トリミングサロンでの費用など幅広くご紹介致します。

大型犬のシャンプー費用は?

ここでは、大型犬のシャンプー費用について自宅で行う場合とトリミングサロンで行う場合に分けてご紹介致します。

自宅でシャンプーするときの費用と必要なもの

自宅で大型犬のシャンプーを行う場合は、最低限の料金としてシャンプー剤(2,000円~3,500円程度)が必要になりますが、一度にシャンプー剤を1本使用するわけではないので、1,000円もかからずシャンプーをすることができます。

シャンプー剤によっても異なりますが、大型犬にトリートメントを使用する場合は、体の大きさから、プラス500円~1,000円/1回が追加されると考えると良いでしょう。

シャンプー代1,000円以下/1回
トリートメント代500~1,000円/1回

もちろん、お湯でシャンプーをするので、別途水道料などの料金は発生します。

シャンプーに必要なもの

  • シャンプー剤
  • トリートメント(必要に応じて)
  • 大判タオル(人用のバスタオルが理想)
  • ドライヤー(人用でもOK)
  • 犬用ブラッシング用ブラシ

トリミングサロンを利用し場合に掛かる料金

大型犬のトリミングサロンでのシャンプー料金は、サロンによって異なるものの、大型犬で4,200円以上、超大型犬で6,500円以上が相場です。

また、一言で大型犬といっても犬種によって料金が異なるサロンが殆どで、シャンプーだけでなくカットなどのセット料金の場合は、以下のような相場になります。

大型犬のトリミングサロンの料金相場

ダルメシアン6,500円以上
ラブラドール・レトリバー7,500円以上
ゴールデン・レトリバー 8,500円以上
シベリアン・ハスキー 9,200円以上
バーニーズ・マウンテン・ドッグ10,000円以上

大型犬の犬種別サイズだけではなく、被毛の長さや特徴によっても異なるケースが多いため、気になるトリミングサロンのサイト料金表を確認してみましょう。

大型犬のシャンプー頻度

大型犬のシャンプー頻度は、一般的に3週間に一度~月一度程度ですが、犬種や運動量などによっても異なります。それぞれ見てみましょう。

シャンプーの頻度は毛の長さ・生活環境によって変わる

ドーベルマンやダルメシアンのように被毛が短い犬種の場合は、シャンプーを行わずに運動後に犬用のボディタオルで拭いてあげることで清潔さを維持できます。

ゴールデン・レトリバーやバーニーズ・マウンテンドッグのようにダブルコートの長毛種の場合は、月に一度はシャンプーを行った方が良いでしょう。

また、運動量やお出かけが多い大型犬、砂や土の多いドッグランなどで頻繁に遊ばせる場合は、定期的に犬用ボディタオルでケアを行い、3週間に一度を目安にシャンプーをすると良いでしょう。

  • ダブルコートの長毛種の場合は、月に一度はシャンプー
  • お出かけが多い・砂や土の多いドッグランを使っている場合は、 定期的に犬用ボディタオルでケア + 3週間に一度を目安にシャンプー

シャンプーの頻度は多すぎても少なすぎてもダメ!

シャンプーの頻度が少ないと異臭や皮膚トラブルを中心とした問題が生じますが、シャンプーのしすぎにも注意が必要です。

シャンプーの頻度が高すぎると、本来必要な皮脂まで除去してしまうため、フケの発生や異臭だけでなく、極度な乾燥によって引き起こされる皮膚病の原因にもなります。

大型犬に関わらず、犬の皮膚は人と比較すると約20~30%ほどで非常に薄いので、デリケートなのが特徴です。そのため、マラセチア皮膚炎や膿皮症などの皮膚病で獣医師から指示がない限りは、どんな犬種であってもシャンプーは3週間以上、間をおいて行うことをおすすめします。

大型犬のシャンプー方法

ここでは、大型犬のシャンプー方法についてご紹介致します。大型犬は、体が大きいのでお風呂場でシャンプーすると良いです。

まずはお風呂場に慣らす

シャンプー慣れしていない大型犬の場合は、まずはお風呂場でお湯をかけることに慣らすことから始めます。愛犬にストレスがかからないよう、初めは大変ですがオヤツなどを上手に活用してお風呂場でお湯を浴びることに慣らすようにしましょう。

なお、大型犬は特に暑さに弱い犬種が多いので、窓を開けて換気をしながら35度程度のお湯を使用することをおすすめします。

愛犬が水をきるために体を振り動かすため、飼い主さんも濡れてしまいます。
濡れても良い衣服でシャンプーを行いましょう。

シャンプーの事前準備をする

まずはシャンプー前に抜け毛の処理を行うために、全身をブラッシングします。毛玉がある場合は、事前にカットしておきます。

その後、35度程度のお湯で愛犬の体を濡らしましょう。愛犬の体を支えながら、もう一方の手でシャワーのヘッド部分を持ち、大型犬の体にお湯をかけていきます。

愛犬が怖がらないように、後ろ肢や尻部分の「犬から見えない部位」からお湯をかけてあげましょう。

シャンプーを行う

洗面器やバケツなどの容器にシャンプー剤を入れて、少し薄めます。シャンプー剤によって薄める濃度が異なるので、必ずボトルなどの取扱い説明を読んでから使用しましょう。

容器の中でシャンプー剤を泡立てるようにかき混ぜて、後ろ肢や尻部分から徐々に頭の方向に向かって薄めたシャンプーをかけていきます。

指の腹を上手く使って、優しく皮膚をマッサージする感覚でシャンプーを行うことで、しっかりと汚れが除去できます。

シャンプー前には飼い主さんの爪をしっかりと切っておき、指の腹で大型犬の皮膚をマッサージするときは強く押しすぎないよう、十分注意しましょう。

どんな種類のシャンプー剤であっても、シャンプー剤が目や耳、鼻や口に入らないように十分注意することが大前提です。

大型犬のシャンプーに慣れていない方は、初めは顔周辺部のみ犬用のボディタオルでケアすると安心です。

きれいにシャンプー剤を流す

目や耳、鼻や口にお湯が入らないように注意しながら、しっかりとお湯で全身を流しましょう

シャンプー剤が皮膚や被毛に残ってしまうと、皮膚トラブルの原因になったり愛犬が毛づくろいしたときに、シャンプー剤が口から体内に入ってしまいます。

コンディショナーをつける

コンディショナーを使う場合は、目や耳、鼻や口に入らないように、薄めたコンディショナーを全身にかけていきます。

コンディショナーは、皮膚ではなく被毛をマッサージするような感覚で馴染ませてから、しっかりとお湯で流します。

コンディショナーもシャンプー剤同様、流し残しがないよう十分注意しましょう。

タオルドライとドライヤー

大型犬の場合、体が大きいので必ずドライヤーでドライする前にバスタオルを利用して水をふき取ります。長毛種の大型犬の場合は、大判のバスタオルを数枚準備しておくと良いでしょう。

ある程度水気がとれたら、ドライヤーで乾かします。このとき、毛の根元からしっかりと乾かすようにしましょう。

最後にブラッシング

しっかりと被毛が乾いたら再度ブラッシングをして、抜け毛を除去しましょう。

ある程度被毛が乾いた時点でブラッシングをしながらドライヤーをかけると効率的ですが、大型犬が動き回ってしまう場合は、完全に乾いた後にドライヤ―をかけても問題ありません。

まドライヤーを使用するときは、温度が熱すぎないか自分の手にドライヤーを当てながら、愛犬の体とドライヤーの距離を図ることが大切です。

サロンではなく自宅でシャンプーをしよう!

初めは時間がかかってしまうかもしれませんが、毎月シャンプーをしていると飼い主さんも慣れてきます。

自宅で大型犬のシャンプーをするメリットはコストを抑えるだけでなく、愛犬とのコミュニケーションや慣れないトリミングサロンのシャンプーよりもストレス軽減に効果的です。

最後に、大型犬は暑さに弱い犬種が多いので、十分換気を行いながら短時間でシャンプードライまで行えるように配慮しましょう。

この記事を書いた人
望月 紗貴

ドッグトレーナーとして勤務していた経験を持つ。
現在は「BOWWOW Info.」の代表で、ペット用品開発コンサルタント、フードの配合設計を主に行っている。
■保有資格
「犬の管理栄養士」「ペット看護士資格(マスターライセンス)」「ドッグトレーニングアドバイザー」など。

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