大型犬のシャンプーのコツは?トリミングサロン利用についてもご紹介

お世話・飼い方
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大型犬がお散歩で楽しそうに歩いたり、ドッグランで走り回る姿をみていると、こちらも嬉しくなりますね。その反面、後で体の汚れを落とすのが大変だなぁ、と衛生面が気になる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

愛犬といつも清潔、快適に過ごすために、定期的なシャンプーは欠かせません。ここでは、大型犬を自宅でシャンプーする手順やコツ、おすすめの便利グッズ、トリミングサロン利用についてもご紹介します。

大型犬を自宅でシャンプーするメリット

体が大きくて力が強い大型犬を自宅でシャンプーするのは大変!と思うかもしれません。しかし、自宅でのシャンプーには様々なメリットがあります。

費用を抑えられる

大型犬のシャンプー料金の目安は¥7,000~¥10,000くらいが相場といわれており、毛玉やもつれがある犬、噛みつく犬は追加料金が発生することもあります。犬のシャンプーの頻度は月に1~2回といわれているので、定期的に利用するとなるとなかなかの出費になりますよね。

手間と労力がかかる作業ではありますが、自宅でシャンプーできればコストを大きく抑えることができます。

犬のストレスが少ない

臆病な子や環境の変化に弱い子は、トリミングサロンに数時間預けられるだけでもストレスになり、帰宅後に元気がなくなったり、下痢や嘔吐など体調を崩してしまう場合があります。

自宅の慣れた環境で信頼する飼い主さんにお手入れしてもらえれば、犬は安心でき、精神的な負担が軽減できるでしょう。

高齢、病気になったときもお手入れできる

長年利用しているトリミングサロンであっても、体力が衰えた高齢犬や病気にかかった子は、安全面を考慮し断られてしまうことがあります。

普段から自宅でシャンプーしている子であればシャンプーできなくなる心配はなく、汚れが気になる場所だけ部分洗いしたり、犬の様子を見ながら作業し「今日はお尻周りだけ、続きはまた明日」と日を分けて作業することもできます。

大型犬のシャンプーの手順とコツ

大型犬をシャンプーするときの大まかな手順と、効率よく洗うためのコツをご紹介します。

シャンプー前にブラッシングをしておく

シャンプーというとまず体を濡らすことから始めるイメージがあるかもしれませんが、シャンプー前には必ずブラッシングをしましょう。絡んだ毛や毛玉がある状態で体を濡らしてしまうと、更に大きな毛玉になり、後でほぐしにくくなってしまいます。また、ブラッシングで抜け毛を除去しておくことで、シャンプー後のドライヤーの時間短縮にもなります。

体を濡らす

シャワーの温度は36~38度くらいに設定します。犬を驚かせないように、お尻、背中、首元と後ろから前へ進めるように濡らしていきます。シャワーヘッドを体に密着させて滑らせるように動かすと、毛の根元までしっかり濡らすことができます。顔を嫌がる場合には、スポンジに水を含ませて絞るように湿らせると良いでしょう。

シャンプーで全身を洗う

体を十分に湿らせたら、シャンプーで全身を洗いましょう。液体のシャンプー剤をそのまま体にかける方法もありますが、あらかじめ泡立てておくのがおすすめです。洗面器などにシャンプー剤を適量入れ、ぬるま湯を入れてスポンジでよく泡立てましょう。泡立てた洗剤を犬の身体にたっぷりとつけてなじませ、指の腹で身体をやさしくマッサージするように洗います。

すすぐ

体を濡らすときとは逆に、顔から首元、背中、お尻と後方に向かって洗い流しましょう。顔は嫌がることが多いので、水圧を弱めてシャワーヘッドを密着させるようにします、目に泡が入ってしまった場合には、目の中も流水で洗い流しましょう。脇の下や内股、指の間はすすぎ残しやすい場所です。ぬめりがなくなるまでしっかりすすぎましょう。

タオルドライは念入りに

体の面積が広い大型犬は、乾かすにも時間がかかります。あらかじめしっかりとタオルで水分を吸い取っておくことで、ドライヤーの時間を大幅に短縮することができます。耳回りは乾きにくいので、よくタオルドライしましょう。

ドライヤーで乾かす

ドライヤーは犬の体から20cm以上離して、熱くないか手で確認しながら使いましょう。犬の毛はただ乾かすだけだともつれたり、変な癖がついた状態で乾いてしまうことがあるので、スリッカーブラシを使い、根元から毛を伸ばすように乾かします。また、水分は重力で下がっていくので、足元は最後に乾かすのがおすすめです。

大型犬のシャンプーにおすすめの便利グッズ

手際よくシャンプーするには、シャンプーする犬に合った道具を用意しておくことも大切です。ここでは、大型犬のシャンプーにおすすめしたい便利グッズをご紹介します。

吸水タオル

効率よくタオルドライするには、ペット専用の吸水タオルがおすすめです。吸水性に優れ、体の水分を吸水した後絞ってまた利用できます。毛がつきにくく、シャンプー後の洗濯物の量を減らせるのも嬉しいポイントです。

スタンドドライヤーやドライヤー用スタンド

ドライヤーを片手で持ちながら犬を支えたり、ブラシをかけるのは大変です。大型犬を乾かすには、両手が使えるスタンドドライヤーや、ドライヤーを固定しておくためのスタンドを用意しておくと便利です。

スリッカーブラシ

スリッカーブラシのサイズ展開はS、M、Lなど豊富で、大型犬でもまずは小さいサイズをためすのがおすすめです。慣れてきたら、背中など面積が広い部分は大きいブラシ、顔周りなど細かい部分は小さいブラシと使い分けると、ブラッシングしやすくなります。

大型犬がトリミングサロンでしてもらえること

自宅で手軽にシャンプーできれば良いですが、手間や労力などを考えてトリミングサロンの利用を検討する飼い主さんもいらっしゃると思います。大型犬がトリミングサロンに行くと、どのようなケアをしてもらえるのでしょうか。

爪切り、肛門腺絞り、足裏バリカンなど

トリミングサロンでは、爪切りや肛門腺絞り、足裏バリカン、耳掃除などのお手入れをしてもらえます。シャンプー料金にセットで含まれている場合もあれば、オプションでの注文が必要なこともあるので、利用するトリミングサロンに確認して愛犬に合ったメニューを選びましょう。

シャンプー

シャンプーは自宅でもできますが、トリミングサロンでは毛穴よりも細かなミクロの泡が毛穴や皮膚の汚れを落とすことができる「マイクロバブルシャンプー」で洗ってもらえたり、洗う子の毛色や毛質に合ったシャンプー剤で洗ってもらえることがあります。

カット

トリミングが必要な犬種にとって、トリミングサロンを利用する最大のメリットはカットをしてもらえることでしょう。プードルなどのトリミング犬種は定期的にカットしないと、毛がどんどん伸び続けてしまいます。自宅でもカットができないわけではありませんが、ハサミやバリカンなどは間違えた使い方をすると怪我をしてしまう危険性もあるので、トリミングサロンにお願いすると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?大型犬のシャンプーは大変と思うかもしれませんが、事前に手順やコツを確認し、必要なものを準備しておけば自宅でも難しくありません。

愛犬の皮膚被毛の健康維持のためにも、快適な生活を送るためにも、定期的なシャンプーできれいにしてあげてくださいね。

この記事を書いた人
Yuki

動物専門学校卒業後、動物病院に約15年働いている動物看護師。
■保有資格
「認定動物看護師」「ドッググルーミングスペシャリスト」「コンパニオンドッグトレーナー」

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