大型犬のオムツの作り方やおすすめオムツ

大型犬 オムツお世話・飼い方
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大型犬や超大型犬のオムツは作っているメーカーが少なく、毎日何枚も使用するので、価格も高額になってしまいます。そこで、今回は大型犬や超大型犬のオムツの作り方やおすすめオムツについてご紹介させていただきます。

大型犬のオムツの必要性

大型犬の介護で苦労する点といえばトイレです。

大型犬の場合は、股関節形成不全や老衰による四肢の衰え、悪性腫瘍などの病気発症など、様々な要因で歩けなくなることがあります。歩けなくなったり、体に異常が起こると粗相する頻度も高くなりオムツが必要になります。

介護に関わらず、去勢していない犬の場合は室内を中心に出先でマーキングしてしまったり、避妊していない犬の場合は月経が生じたりするので、このような場合にもオムツが活用できます。

大型犬の介護オムツの作り方

オムツを装着して排泄できる犬であっても、大型犬用オムツとなると種類が限られ、どうしても価格が高額になりがちです。そんなとき、人間の介護用オムツや赤ちゃん用オムツを活用して手作りしてあげると、比較的安く済ませることができます。

介護に関わらず、オムツは衛生面など配慮して排泄の都度変えてあげたいものですので、価格が気になる方は是非手作りオムツにチャレンジしてみてください。

オムツの作り方

  1. 愛犬の腰回り(ウエスト部分)を採寸します。
  2. 介護用オムツ、または赤ちゃん用オムツのサイズ表と照らし合わせて、愛犬に適したサイズのオムツを選びましょう。
  3. 愛犬に実際に着用させ、尻尾部分の位置を確認してから脱がせます。このとき、尻尾の位置が分かりやすいようマジックでオムツに印を書いておきましょう。
  4. 印をつけた部分(尻尾がくる部位)に十字の切れ目を入れ、尻尾が自然な角度で穴から出るようアレンジします。
ポイント
  • 後肢の付け根が締め付けられすぎていないか確認
  • ウエスト部分や後肢にゆるみや浮きがないか、またきつすぎないか確認
  • 尻尾の動きや歩くときの後肢の動きに不自由がないか確認

大型犬・超大型犬の手作りオムツのおすすめ材料

赤ちゃん用オムツは横漏れ防止のために足回りのギャザーがしっかりとできているので、大型犬が介護用品として着用すると、後肢部分がきつくて圧迫されやすくなります。このような場合は、成人・老人用介護用オムツで作ると良いでしょう。

また、介護用オムツの方が足回りがゆったりとできているので、大型犬や超大型犬ならではの後肢の窮屈さの解消につながります。人間用介護おむつで大型犬の幅広な後肢やウエストの位置合わせが難しい場合は、無理に履かせずに極力ペット用布製パンツを活用しましょう。

布パンツは生理用やマーキング対策用であっても、内部に人間用の尿漏れパットや紙おむつを挟み込むと十分に介護おむつとして活用できます。その他、老犬になると被毛の量も減り、皮膚もダメージを受けやすくなっています。

大型犬や超大型犬は、介護おむつのスレが原因で皮膚や後肢の付け根が摩耗してしまうこともあるので、履き心地はこまめに確認。飼い主さんが排泄時にいる環境でしたら、普段はオムツをさせず、排泄のタイミングを見計らってオムツを履かせてあげるなどの工夫も必要です。

大型犬にオムツを使うときの注意点

大型犬や超大型犬に限らず、愛犬にオムツを使うときはいくつか注意点があります。

オムツの使い方によっては、膀胱炎や皮膚炎などの病気を発症する原因になったりストレスの原因になるので、十分注意しましょう。

常にお尻周りを衛生的に保つ

細菌が繁殖したり皮膚炎、細菌性膀胱炎など様々な病気の発症リスクに配慮して、オムツを取り替えるときはペット用ボディーシートでお尻周りをきれいに拭いてあげましょう

また、ボディーシートを使用した後はしっかりと皮膚や被毛が乾いているか確認してからオムツを着けます。

愛犬のストレスチェックをする

オムツを着けることによってストレスが生じているようであれば、無理につけずに大型版のペットシーツを愛犬の生活スペースに敷くなどの工夫をしてあげましょう。

一例として私が愛犬バーニーズ・マウンテン・ドッグの介護をしていたときは、オムツを気にして噛もうとする仕草が見られたので、一緒にいるときは愛犬が寝ているところに大判のペットシーツを敷いていました。

病気や老衰でオムツを使用する場合、ただでさえ愛犬の体に負荷がかかっているので特にストレス対策はしっかりと行ってあげる必要があります。

月経の犬の場合はホルモンバランスが乱れやすく、ストレスを感じやすい状態です。ストレスを感じているようであれば、ペットシーツや汚れても良いカバー、防水性のカバーを使用するなど工夫すると良いでしょう。

排尿・排便時だけオムツを使う

お留守番が多い場合は長時間オムツを履かせる他ありませんが、飼い主さんが自宅にいる時間が長い場合は極力、排尿・排泄の前後だけオムツを使用するようにしましょう。

犬によって個体差がありますが、オムツに慣れていない犬の場合は着け慣れていないオムツで過度なストレスを感じることもあります。意識がしっかりとしている犬の場合は、ゆっくりオムツを着けることに慣らしてあげることが大切です。

また、長時間オムツを着けていると蒸れる・細菌が繫殖する・空気と皮膚が触れる時間が短いなどの理由で皮膚病や膀胱炎の原因になります。

始めは愛犬の排尿・排便の時間をメモしておき、大体のタイミングが分かったら排尿・排便の時間付近でオムツを装着。それが出来ない場合は、こまめにオムツを取り替えてあげましょう。

オムツを使い始めるときはこまめに確認する

オムツを使い始めたばかりのとき、排尿や排便を我慢してしまう犬が多くいます。四肢や健康状態が悪くても、トイレを使っていたり外でトイレをする習慣がある犬はオムツで排尿・排便することに戸惑い、我慢してしまいます。

膀胱炎や便秘になることがあるので、愛犬がしっかりと排尿・排便をしているかこまめに確認してあげましょう。

大型犬や超大型犬のおすすめオムツ

ここでは、大型犬や超大型犬におすすめの犬用オムツについてご紹介しますが、時間がない方は犬専用オムツがおすすめです。また、費用的に問題がある場合は、手作りオムツと市販の犬用オムツを併用すると良いでしょう。

なお、オムツを選ぶときは体重よりも腰まわりサイズを参考に選ぶことをおすすめします。

ペティオ zuttone ずっとね 老犬介護用 紙おむつ 3L

  • 対象体重:~25kg
  • 腰まわり:40~64cm

ペティオ zuttone ずっとね 老犬介護用 紙おむつは、尿を瞬時に吸収できるように「高性能ポリマー」が使用されています。伸縮バンドや再度部分のギャザーがついているので四肢の付け根に負担がかかりにくく、尿漏れ防止にも効果的です。

ユニチャーム ペット用紙オムツ(おむつ) LL

  • 対象体重:12kg~
  • 胴回り:55~85cm

つけ直しが簡単に行えるテープを使用しており、装着が比較的簡単に行えるため、オムツを使い始めたばかりの頃におすすめです。伸び縮みするウエストバンドがついているので、尿漏れ防止に効果的です。

男の子&女の子のためのマナーおむつ LLサイズ

  • 対象体重:14kg~
  • 胴回り:56~70cm

犬の被毛・皮膚に優しく、伸縮性に優れた伸縮ウェストバンド付オムツです。オシッコお知らせサイン付で、愛犬が排尿した際に色が部分的に変わる仕組みになっており、尿を瞬時に吸収できる素材を使用しています。

愛犬に快適な老後生活を!

大型犬に関わらず、犬も歳をとると体が不自由になり心身ともにストレスや不安が生じやすくなります。オムツの種類や履き心地1つでもストレスを感じることがあるので、愛犬に適したオムツ選びをして、常にお尻周りを衛生に保ってあげられるよう工夫してあげましょう。

この記事を書いた人
望月 紗貴

ドッグトレーナーとして勤務していた経験を持つ。
現在は「BOWWOW Info.」の代表で、ペット用品開発コンサルタント、フードの配合設計を主に行っている。
■保有資格
「犬の管理栄養士」「ペット看護士資格(マスターライセンス)」「ドッグトレーニングアドバイザー」など。

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