大型犬用ベッドの活用法とおすすめのベッド4つ!

お世話・飼い方

大型犬のベッドは種類が豊富で、日常生活や介護用、リラックススペースなど様々な用途で活用できます。今回は、そんな大型犬用ベッドについて活用法やベッドの選び方、おすすめ商品をご紹介致します。

大型犬にベッドが必要な理由

大型犬に限らず犬の睡眠の質は人とは異なり、睡眠時間も人と比較するととても長いのが特徴です。

一般的に健康体であれば、人は5~8時間程度、またはそれ以上の睡眠をとることができますが、犬の場合は個体差や生活環境によって異なるものの、20分程度おきに「レム睡眠(体は休止しているが、脳が起きている状態)」と「ノンレム睡眠(脳も体も熟睡している状態)」繰り返すといわれています。

 そのため、犬は人間のような継続的な睡眠は必要としませんが、代わりに1日12時間~15時間程度(成犬の場合)の時間は寝て過ごすのが理想です。

生後2ヵ月~3ヵ月齢の子犬の場合は18~19時間、4ヵ月~5ヵ月齢程度で17~18時間、6ヵ月~7ヵ月齢程度で16~17時間といわれおり、老犬についても睡眠時間は成犬より長くなる傾向にあります。

どの年齢のケースでも、1日の大半を寝て過ごすということに変わりありませんので、愛犬の睡眠の質を高めるために快適なベッドを準備してあげることがとても大切です。

大型犬の場合、室内フリーで飼っていることが多いかと思いますが、室内フリーであっても自分だけの安心できる寝床を準備してあげましょう。

大型犬用ベッドの活用法

大型犬用ベッドの活用は、健康体の犬の寝床や動けない犬の介護、大型犬の病気予防に役立ちます。ここでは、それら活用法について具体的にご紹介させていただきます。

安心できる寝床 

1日の大半を寝て過ごすからこそ、健康体の大型犬であっても快適な寝床は必要です。犬の性格や生活スタイルに合わせて寝床を選んであげることが大切です。

室内フリーで飼っている神経質な犬の場合、バリケンやサークル内にベッドを作り、好きな時に寝床に出入りできるような環境を作ってあげると良いでしょう。

音や人の出入りに敏感な大型犬については、出入口以外が外から見えないよう通気性の良い布などをバリケンやサークル、ゲージにかけてあげると安心して眠れることがあります。

介護用の寝床 

大型犬用ベッドには様々な種類がありますが、病気や老衰によって自分で動くことのできない大型犬の場合は、床ずれ予防のための介護用ベッドが必要になります。

床ずれは、体重の負荷がかかる部分の皮膚が長時間床などに触れて圧迫されることによって引き起こされます。身動きがとれない大型犬の場合、圧迫された部分の血行が悪くなって皮膚の表面にある組織が壊死してしまいます。

自分で身動きがとれない、またはとりずらい大型犬の場合は、床ずれ予防用ベッドを活用して定期的に寝返りをうたせてあげることが大切です。

病気予防 

ダルメシアンやドーベルマン、イングリッシュポインター、ファラオハウンド、スパニッシュマスチフなど比較的被毛の短い大型犬の場合、肘部分にタコができたり、肘の後ろ部分に水がたまって腫れる「ハイグローマ(滑液嚢腫)」の発症リスクが高いのが特徴です。

ハイグローマ防止のために、低反発のベッドや厚くて柔らかい素材のベッドが必要になります。

なお、ハイグローマは、硬い床の上で横になったりすることで、肘部分に刺激が加わって炎症を引き起こすことで生じます。

肘の関節部分の「滑液嚢」と呼ばれる袋に液体が溜まると、袋部分の腫れがさらに大きくなってしまいます。大型犬や超大型犬の子犬の場合は、発症率が高いので特に注意が必要です。

短毛種に関わらず、大型犬の場合は固い素材のベッドやフローリングに寝かせているとハイグローマになることがあるため、極力厚手素材のベッドを活用するようにしましょう。

大型犬用ベッドの選び方

ここでは、大型犬のベッドの選び方について基本的な情報をご紹介致します。

愛犬の体のサイズに合わせて選ぶ 

大型犬用ベッドを選ぶときは、愛犬の体のサイズに合うベッドを選んであげましょう。

大型犬や超大型犬の場合は、寝ているときに四肢がベッドからはみ出やすいので、体のサイズより少し大きめのベッドを選んであげると良いでしょう。

季節に合わせて選ぶ

犬は人と異なり肉球の裏など限られた部分にしか汗腺がなく、全般的に暑さが苦手です。特に長毛種の大型犬は非常に暑さに弱いため、夏場はエアコンを使うことはもちろん、ベッドの素材にも配慮が必要です。

通気性の良いメッシュ素材や冷感対策がされたひんやり素材の夏用ベッドがおすすめします。

愛犬の状態に合わせて選ぶ

病気を発症していたり老衰で動けない大型犬の場合は、床ずれ予防ベッドを活用しましょう。

床ずれ予防ベッドには様々な種類があり、厚手のベッドや体圧分散マットレス、低反発マットレス、高反発マットレスなどがありますが、体圧分散マットレスがおすすめです。

愛犬の性格に合わせて選ぶ

 一言で大型犬といっても性格は様々ですので、愛犬の性格に合わせて適したベッドを選んであげることも大切です。

大型犬用ベッドには、ドーム型ベッドや丸型ベッド、角型ベッドなど様々な形がありますが、神経質な犬の場合は出入口以外が覆われているドーム型ベッドがおすすめです。

衛生管理のしやすいベッドを選ぶ

大型犬用ベッドによっては丸洗いができるものもありますが、丸型ベッドを中心に洗濯をすると形が崩れやすい商品もあります。

洗っても形が崩れにくいものや、汚れを落としやすい素材を使用したベッドを選ぶと良いでしょう。

おすすめの大型犬用ベッド

ここでは、おすすめの大型犬・超大型犬用ベッドについて、サイズや特徴を踏まえながらご紹介します。

洗える大型犬用高反発ベッド 

  • サイズ:(外側)91.5×71×23cm
  • 素材:(カバー生地)コール天100% / (マット表生地)ポリエステル100% / (枕詰め物)ポリエステル綿100% / (マット詰め物)ウレタン100%

ベッドのマットレス部分に「高反発ウレタン」を採用したベッドで、体圧分散が均等に行われるよう設計されています。

耐久性に配慮して、カバー素材に「コール天生地」を使用してあり、丈夫なつくりになっているベッドです。

  • 高反発ウレタンを採用
  • 体圧分散を考えた設計
  • 耐久性が高い「コール天生地」

超大型犬にも使える低反発ベッド 

  • サイズ:(外寸)横約130×奥行約90cm / (内寸)横約98×奥行約75cm / (マットレス高さ)約10cm
  • 素材:ポリエステル100% / (マットレス部分)メモリーフォーム

大型犬や超大型犬の体に負担をかけにくい、カバー取外し可能なベッドです。カバーは洗濯でき、衛生管理がしやすいのがメリットです。

色が2色あるため、インテリアに合わせて選ぶことができる、本格的な大型犬用ソファー型ベッドです。

  • 超大型犬も使えるサイズ
  • カバー取り外し可能
  • 2色から選べる

大型犬の介護役立つ体圧分散ベッド

  • サイズ:60×100×厚さ7cm
  • 素材:(カバー表地)綿100% /(裏地)ポリエステル100% / (中身)ウレタンフォーム、ミクセルフォーム / (側地)ナイロン

大型犬や超大型犬の体の負担軽減に配慮した、体圧分散ベッドです。寝心地に配慮して作られており、特に介護時におすすめのベッドです。

低反発ウレタンが大型犬の体を支えて、血管圧迫を防止することで床ずれ予防にも役立ちます。

  • 体圧分散ベッド
  • 低反発ウレタン使用

おしゃれなデザインが選べる大型犬用ドームベッド 

  • ・サイズ:(長さ)105cm / (広さ)30cm / (高さ)78cm
  • 素材:pp棉、ポリエステル

ドーム型で出入口以外が覆われているため、神経質な大型犬におすすめのベッド。

ドーム型だけでなく平たくして使える便利な2wayで、底部分には滑り止めも付いており出入りするときにベッドが動きにくいのが特徴です。

  • ドーム型にもなる2way仕様
  • 滑り止め付き
  • おしゃれな柄が選べる

大型犬に寝心地の良いベッドを!

 今回は、大型犬や超大型犬のベッド活用法や選び方、おすすめベッドについてご紹介致しました。大型犬は体が大きい分、寝ているときに床部分と体が接触して身体に負担がかかりやすいのが特徴です。

 1日の大半を寝て過ごすため、寝心地が良く愛犬の体や性格に合ったベッドを選んであげましょう。

この記事を書いた人
望月 紗貴

ドッグトレーナーとして勤務していた経験を持つ。
現在は「BOWWOW Info.」の代表で、ペット用品開発コンサルタント、フードの配合設計を主に行っている。
■保有資格
「犬の管理栄養士」「ペット看護士資格(マスターライセンス)」「ドッグトレーニングアドバイザー」など。

望月 紗貴をフォローする
タイトルとURLをコピーしました