大型犬で人気!グレートピレニーズの寿命や値段など

グレート・ピレニーズ犬種

美しい白い長毛と存在感のある大きな体のグレードピレニーズは、超大型犬の中でも人気です。今回は、グレードピレニーズについて知りたいと思っている方のために特徴や寿命、性格、飼う時の注意点、値段についてご紹介致します。

グレードピレニーズの特徴

グレートピレニーズはフランス原産の大型犬で、大型犬の中でも特に体が大きいのが特徴。個体差があるものの、体重は一般的に50〜60kg程度です。

純粋犬種の犬籍登録や血統書発行などを行っているJKC(一般社団法人 ジャパンケネルクラブ)では、理想体高を雄で70~80cm、雌で65~75cmとしています。

骨格はがっちりとしており、白くて長いダブルコートに覆われています。

グレートピレニーズの寿命

犬の寿命については、統計をとるのが難しく確実なデータがないのが現状ですが、一般的には大型犬で平均寿命「12.5歳」、超大型犬で「10.6歳」程度です。

その中で、グレートピレニーズの平均寿命は10歳~12歳程度だといわれていますが、犬の寿命は幸い医療の進歩やフードの高品質化、室内飼育の徹底などで年々伸びています。

グレートピレニーズの性格

グレートピレニーズに関わらず、犬の性格は個体差が大きく、性別や年齢、育て方、しつけ方法や生活環境など多くの要因によって変わります。ここでは、一般的な見解を踏まえてグレートピレニーズの性格についてご紹介します。

優しくて家族想い

グレートピレニーズは優しくて家族想いの犬が多く、一般的には穏やかな性格です。

愛情を注いて上下関係を中心にしっかりとした関係を築くことができれば、生涯の素晴らしいパートナーになるでしょう。

グレートピレニーズに限ったことではありませんが、どんな犬種でも稀に先天的な要因やブリーディングの背景が影響して狂暴性が備わってしまう犬もいます。

グレートピレニーズを新たに家族として迎え入れたいと考えている方は、ブリーダーに相談して親を見せてもらうことをおすすめします。

警戒心がある

グレートピレニーズは、昔は家畜の群れの警護などを行っていたため警戒心が強くなる傾向にあります。自宅を中心に、テリトリーを守るために来客者に吠えることも多々あります。

子犬期にしっかりと社会化をしないと、外出先で人や他犬に対して警戒心から吠えたりすることもあります。

甘えん坊

家族を大切にするグレートピレニーズだからこそ、甘えん坊な一面もあります。

しっかりと適切、かつ十分なコミュニケーションを行うことが非常に重要であり、甘えられない寂しさはストレス要因や問題行動の原因になることも多いので注意が必要です。

グレートピレニーズを飼うときの注意点

ここでは、グレードピレニーズを飼うときに注意したい環境やしつけ方法について、簡単にご紹介します。

十分なスペースが作れる環境が必要

体のサイズから、グレードピレニーズと一緒に暮らすためには十分なスペースが必要で、小型犬と比較すると運動量も多いため、自由に走り回れる庭があるのが理想です。

また、寂しがりやで多くのコミュニケーションを必要とする犬種ですので、家族に十分な時間があることは必須条件。

大型犬の特徴上、股関節形成不全を発症しやすいため床は滑りにくいマットレスを使用するなど、室内環境の配慮も大切です。

子犬期の社会化はしっかり行う必要がある

警戒心が強くなる傾向にあるため、子犬期の社会化は十分に行う必要があります。

色々な場所に連れて行き、様々な環境、他者や他犬などと触れ合わせることが大切です。

その他、犬によっては来客時の無駄吠え対策も必要となるケースがあります。家族と過ごす上では、愛情と時間をかけて上下関係を構築していくことをおすすめします。

グレートピレニーズが気をつけたい病気

グレードピレニーズが気をつけたい病気は、胃拡張・胃捻転症候群、股関節形成不全、膝蓋骨脱臼、骨肉腫(悪性腫瘍)の4つです。

胃拡張・胃捻転症候群

胃拡張は胃にガスや液体が溜まった状態で、胃捻転症候群は胃拡張が進行して胃が捻じれてしまう病気です。

胃捻転症候群になると、正常に血液が循環できずにショック状態になります。不整脈や胃壁・脾臓の壊死が起こることがあり、緊急で治療を行わないと短時間で死に至る危険性があります。

胃拡張・胃捻転症候群の確実な原因が分かっていないものの、グレートピレニーズのような超大型犬は特に、水を一気に飲んだり食事前後の運動はさせないように注意しましょう。

食前食後ともに、1~2時間は運動させずに安静にさせておくことが大切です。

股関節形成不全

股関節形成不全は、グレートピレニーズのような超大型犬に多く発症する病気で、遺伝子的、または生活・成長要因で股関節の緩みが原因となり、股関節の形成に異常をきたします。

子犬期に症状がでるケースもありますが、成犬~老犬期に発症することも多いので注意が必要です。

遺伝子的(生まれつき)な原因で発症してしまっている場合は、治療以外に飼い主ができる対処法はありませんが、いずれにしてもカルシウムを中心に子犬期の栄養摂取が過剰にならないよう注意が必要です。

極力、子犬期は栄養バランスの良い総合栄養食を与え、年齢問わずに犬の生活スペースは関節に負担をかけにくい(犬が滑らないような)床材やカーペットを利用するようにしましょう。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨は犬の膝のお皿のような骨を指し、大腿骨部分の滑車溝という窪みにはまっています。膝蓋骨脱臼は、この膝蓋骨部分が滑車溝から外れてしまう病気です。

グレートピレニーズのような超大型犬は、ただでさえ大きな体を支えるのに四肢や関節に負担がかかりやすいので、肥満にならないような食事管理と過度な運動をさせないことが大切です。

骨肉腫

骨肉腫は、骨格に発生する悪性腫瘍の中で非常に発症率が高く85%を占めています。大抵、老犬期に発症しますが、成犬期にも発症する可能性があるため注意が必要です。

グレートピレニーズのような超大型犬は骨肉腫の発症率が非常に高く、ほとんどが四肢に発生します。

遺伝子的に発症するケースが多いため、何より早期発見・早期治療のために普段から犬の様子をしっかりと観察してあげることが大切です。

グレートピレニーズの値段

グレートピレニーズは、購入元や性別によって大きく値段相場が変わりますが、30万~50万円程度だといわれています。

その他、親がチャンピョン犬であったり人気の変動など、様々な要因によって値段は変動します。

ブリーダーサイトで購入した場合の値段相場

みんなのブリーダーサイトによると、該当サイトでグレートピレニーズを販売したデータをもとに統計をとったところ、平均価格が46万円程度だったそうです。

ちなみに、最高価格が52万円程度、最低価格が34万円程度だそうです。

※参考元:https://www.min-breeder.com/dogSearch_dogKind_great-pyrenees_1.html

性別によって異なる価格

グレートピレニーズに関わらず、一般的に犬はオスとメスでは若干価格が異なります。

メスは子供を産むためブリーダーでも手元に残しておくケースが多く、価格がオスより高くなる傾向にあります。

その他、出生数も理由の1つで、一般的にオスとメスが生まれる比率を考えるとメスの方が少ないのが特徴です。個体数が少ないため、市場に出回る率も減るのでメスはオスより価格が高くなります。

まとめ

今回は、グレードピレニーズの特徴や寿命、性格、飼う時の注意点、値段についてご紹介しました。

存在感があり美しい風貌のグレートピレニーズですが、寿命も比較的短く、家族として迎え入れるのであれば生活環境を整えてあげることが大切です。

病気予防や健康管理、しつけをする上では多角的に様々な配慮が必要な犬種ではありますが、家族とのコミュニケーションや家庭環境がしっかりしていれば人生の良きパートナーになるのではないでしょうか。

この記事を書いた専門家
望月 紗貴

ドッグトレーナーとして勤務していた経験を持つ。
現在は「BOWWOW Info.」の代表で、ペット用品開発コンサルタント、フードの配合設計を主に行っている。
■保有資格
「犬の管理栄養士」「ペット看護士資格(マスターライセンス)」「ドッグトレーニングアドバイザー」など。

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